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Atelier Kaii - blog -

   〜 Kaiiの旅日記 〜

『芸術』という出口の見えない世界に迷い込んだ
ひとりの画家の素朴な日常をご紹介♪

※Atelier Kaii は、『東北地方太平洋沖地震』
≪2011年3月11日(金)14時46分発生・M9.0≫で
被災された方々を、総力を挙げて応援いたします
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東北地方太平洋沖地震【6】 〜 東電福島第一原発 海洋汚染拡大 『チェルノブイリ』を回避せよ 原発未来図 『災害時底部冷却型』 〜
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     一筋縄じゃ、解けない難問…この原発問題とは、本当に。

     私も精神的な病にでもかかったかのように、ずっとずっと考えを巡らせてきたけれど、未だ妙計至らず。『一休さん』と呼ばれるには、まだまだ修行が足りないということか…無念。

     しかしもちろん、諦める訳にはゆかない。子供たちの未来のためにも、地球の未来のためにも。ひちゃかちゃ、地球を散らかしたまま死んでゆくのは、みっともない。

     人生、ほんのウン十年かもしれないが、きれいな地球を借りたなら、きれいに掃除して、返すべき。今は、技術者、素人の乖離(かいり)なく、総ての民が一丸となって、この福島問題に取組まなくては。

     とはいえ現実問題、早急にやるべきことは、大まかに決まっているのだろうけど…変形したものも含め、燃料棒を制御するための覆いを確実のものとし、原子炉内部および使用済核燃料プールを真水の冷却水で満たし、それを循環させる。

     いかがなものか…?この『循環させる』というのが、実は非常に大切な作業ではないかと、私は思うのだけれど。
     車でも、たとえラジエターが満水状態だったとしても、そのラジエターを冷やすファンやウォーターポンプが動かなかったら、熱の逃場が無くなり、オーバーヒートは必至…蒸気が噴き出してしまう。もちろん、走行すれば、ある程度の空冷効果はあるのだろうけど、原子炉は、走ることが出来ないのだから。
     今回は、被災の初期段階で、そういった対処が間に合わなかったから、原子炉内の水が過剰に沸騰し、水蒸気圧力が異常に高まったのではないだろうか?

     怖い話、ウィキペディアさんによれば、1986年4月26日のチェルノブイリ原子力発電所事故では、4号炉、たったひとつの原子炉が爆発しただけで、広島原爆の500倍に相当する放射性物質が飛散したとか。
     仮にこの渦中の福島第一原子力発電所で、全機が稼動状態だったとして、今後、1〜4号機、5〜6号機の、それら全てが炉心溶融して制御不能になったとすれば、広島原爆を3000発投下される状況になるということ?

     そういった最悪のケースを考えるから、「この程度はまだまだ序の口」と、今現在の、原子力保安院の面々の、あの余裕の表情があるということ?

     「敷地内に、放射能を帯びた水があふれそうだ」と言っている今、津波が再来したら?
     発電所敷地内に散在する放射性物質は、すべて引波にさらわれ、海流にのることになる。プルトニウムも、もれなく。

     「大海で拡散される」など、安直な言葉。

     あの危険海域を、口をパクパクさせたアジが泳ぐことは、想定されないとでも?

     エビや鯛には、「あ!!放射性物質だ!!逃げろ!!」と、危険を察知する能力が備わっている?

     異物を呑み込んだそれらの魚が「はるか九州までは、泳ぎ届かない」と、自信をもって、誰が言える?

     日本全国津々浦々、「大量に放射性物質を呑み込んだ一匹の魚を食べることは、絶対に有り得ない」と、誰が言える?

     私は正直、海洋汚染の方が怖いと思う…陸地よりも。魚は無尽に動き回っても、家畜は動き回らないのだから。野菜ももちろん、産地が判り得る。しかし魚には、履歴書が無いのだ。

     無策は、怖い。原発の周辺近海をオイルフェンスで囲い、例えば、そこに魚の嫌う超音波でも発するような機械をぶら下げ、魚が高濃度の汚染水域に、出来る限り近づかないようにすることも、必要な処置ではなかろうか?或いは、漁具の網を張る方策でも良いと思う。

     魚のためにも。

     「人間に与える影響は、少ないものと考えられる」と、原子力保安院は言うけれど。

     もしも魚に生まれていたら、あなたはどう思う?

     目前の危険も知らされず、みるみる落とし穴にはまり込んだ、その時の心境は?

     地球とは、決して私たち人間だけのものではない。生物に階級は無く、平等に、生きる権利を有する。また、それだけではなく、魚を救うことは、ゆくゆく人間を救うことに、つながるようにも思える。

     以下、新たなる原子炉の構造を、提案してみた。

            原子炉・未来図


     通常は、燃料棒は、原子炉の上部にある。

     万一、何らかの重大な事故が起きた時は、制御棒もろとも、核燃料棒を奈落の底へと落下させる。たとえ停電していても、手動でストッパーを外し、地球の重力で、最下部へ落下させる。こうすれば、水不足の心配を、しばらくはせずに済む。

     今回の震災を受けて、早速、移動式の電源車両を、全国の各原子力発電所に配備した旨の、さも国民を安心させたかのコメントが電力会社からあった。
     非を認めたのはよしとして、しかし私には、実際に津波を受けた発電所の惨状が如何ほどか、そこまで熟慮して準備をしているようには、どうしても思えないのだ。電源車両は、鉄板やパイプやコンクリート片が散在するあの悪路を、非常用電源のケーブル接続部まで、パンクもせずに、スイスイと辿り着けますかな?先日は、ガレキの撤去に戦車まで引張り出す騒ぎとなっていたのに。ヘリコプター等での運搬も、視野に入れておく必要がある。防災訓練も、ある程度、意表をついた障害物を配置してから行いたい。

     そもそも非常時は、できるだけ、人力や自然の力でカバーできる体制をとっておくべきではなかろうか?海の近くで常に風が吹くのなら、別回路で、非常用電源のための風力発電機があっても、無駄ではないはず。チェルノブイリの失敗例のように、原子力発電所だからと、必ずしも原子力に頼ることは無い。観点をずらせば、チェルノブイリで行われた魔の実験など、無意味と化す。

     さて、最後に…政府対応について、ひと言。

     原子力発電所の周辺住民に『屋内退避』を指示するのであれば、「もしもの時は、これを着用して避難してください」と、放射能の防護服くらい、各家庭に配るべきでは?

     あまりにも、不愍(ふびん)でならない…悔しいほど。
     天災から免れた貴重な命を人災で失うことなど、絶対に、あってはならないのだから。

    | 東北地方太平洋沖地震 | 02:23 | - | - | - | - |