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Atelier Kaii - blog -

   〜 Kaiiの旅日記 〜

『芸術』という出口の見えない世界に迷い込んだ
ひとりの画家の素朴な日常をご紹介♪

※Atelier Kaii は、『東北地方太平洋沖地震』
≪2011年3月11日(金)14時46分発生・M9.0≫で
被災された方々を、総力を挙げて応援いたします
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東北地方太平洋沖地震【9】 〜 東電福島第一原発 風評被害 生計への活路『60Hzの灯火』 〜
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     あまりに原発事故中心地ばかりの記事に偏るのも、問題で…今日は、その周辺に視野を広げてみようと思います。

     風評被害は、やはり世界的レベルで広がりをみせている。

     これだけ情報が飛び交う世の中だから、そういった連呼も致し方ないかもしれないが、同じ理屈から、安心できる情報も、きちんと終点まで浸透してもらいたいもの。

     しかしながら、放射能という目に見えない敵と対峙する以上、ゲートを通すなど、食物を始めとする総ての物流品の放射線量チェックを厳格に行うしか、風評被害に打ち克つ方法は無い。

     私はひとつ、提案をしたい。

     東北地方太平洋沖地震が発生して、もうすぐひと月が経とうとしている今、福島第一原子力発電所を中心に、周辺で生産される品々が売れない状況に陥っている。それは、たった今、発電所の冷却システムが完全復旧したとしても、瞬時に拭い去られるものではない。放射性物質を綺麗に除去し、また元のように産業を再生するには、かなりの時間を要する。

     だとすれば…

     しばしの間、電力不足に悩まされている50Hz地域を離れ、西日本の60Hz地域へ仮住まいをする。その際、ただ移住するのではなく、『過疎地』へ着目する。

     農業で例えると、日本全国の田舎には、「お爺ちゃんもお婆ちゃんも他界して、畑と空家が、誰も使わずに残っている」とか、或いは「お爺ちゃんが亡くなって、お婆ちゃんがひとりで田舎暮らしを続けている」など、跡継ぎのいない境遇の家屋がある。

     漁業も然り。「船と漁具はあるんじゃがね…ジイさんが入院生活になってしもうて」など。

     そういった方々に、各自治体が話を持ちかけ、入居させてくれる物件を探す。「家賃は無料でも構わない、空家で家が傷むより、そっちのほうがいい」という受皿も多いはず。

     また、被災者の方々は、素人ではない。プロフェッショナルであり、キャリアもある。今さら、違う業種での雇用などは、困難に近いはず。その労力、高い技術力を、必要としている過疎地へそのまま補充すれば、お互いの欠点が埋まる。

     永年でなくていい。この原発事故問題が終息を迎え、せめて計画停電の必要が無くなる時くらいまでで、良いのではないだろうか…?

     人は、助け、助けられ。この案は、東北の方々が、西日本の人を助けるチャンスでもある。また、東北の人が、東北の人を助けるチャンスでもある。

     東北の人に、安心安全な野菜を食べてもらおうと、東北の人が、西日本で野菜を作るのである。東北の食卓を飾るための魚を、東北の漁師が、西日本の海で獲るのである。

     生産の拠点を西日本へ移すことで、放射線量を計測する行政の負担を軽くし、他の支援へ余力を回せる。

     また、東北の方々の西日本入りとは、技術、文化の交流を深める良い機会と成り得る。

     西日本の人口密度が増すことは、西日本側の節電協力を、価値あるものへと高める。

     60Hzの灯火が、日本を救うかもしれない。


    | 東北地方太平洋沖地震 | 02:24 | - | - | - | - |