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Atelier Kaii - blog -

   〜 Kaiiの旅日記 〜

『芸術』という出口の見えない世界に迷い込んだ
ひとりの画家の素朴な日常をご紹介♪

※Atelier Kaii は、『東北地方太平洋沖地震』
≪2011年3月11日(金)14時46分発生・M9.0≫で
被災された方々を、総力を挙げて応援いたします
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アライグマさんは今、どんな顔をしているのだろうか… (笑)
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     アライグマさん、はるばる瀬戸内海を越えてのコメント、ありがとうございましたおてんき 今回は、あえてここでお返事を書かせていただきますね。

     『孤影悄然』とは、大袈裟…??絵描きの人生など、そんなものに思えてならない私なのですけど、手にしたコメントは、寒中に差し向けられた温かいスープのようで。。。未だ見ぬ旦那さまも、きっとお優しい方なのでしょうね。

     昨日の話です。私はごくごく最近お知り合いになれたばかりの壮年の方より、以下のお言葉をいただきました。

     「私はこの歳になって、『自分の人生は何だったんだろうか?』と思ったりするがね…」

     細身ですけど、「人間、汗をかかなくなったら仕舞いじゃ」と、まだまだ現役でパワフルに日々を過ごされている方です。人生の大先輩であり、然るにその意外性を含んだ一文には、ふと躊躇を覚えた私でした。


      果てしなく繋がる、幾本もの鎖のようで…


     私たち人類の歴史って、どんな輝きであれ、ひとりひとりの流した汗が、鎖の一目一節となって、後世へ向けて延々と連なっているように思えます。

     仮に、目的の宝物が、その鎖のずっとずっと先にあったとしても…

     それは決して、悲観することではないはず。Aさんが繋いでくれたほんの一箇所の鎖が、遠い未来の遺産を吊り上げる橋渡しとなっているのですから。

     もしAさんが短気をおこして鎖を断ち切ってしまったのならば、来世の幸福は海の藻屑と消えていたことでしょう。

     隣人がお城を建てたからといって、己の人生を卑下するには及ばず。

     逆さに、向こう岸の住居があばら家だったとしても、決して蔑むべからず。 

     『職業』とは、それぞれに特色を具えた、個々に威光を放つ宝石のようなものであり、決して人を評価判断するモノサシなどではなく。

     天職に殉ずる方々からの恩恵は、私たちの心へ知らぬ間に宅配されているはず。

     何気なく植えられた庭木も、通りすがる人に出遭いを与え、その心を和ませてくれているのだからポロリ

     大であれ小であれ、皆の人生はきっと意味深いものであると、私は信じて止みません。




     現にこの私とて、モネやゴッホ、ムリーリョや私の父が、もしも絵描きでなかったら…



          みんなの願い




                 きっと絵筆を握ることは無かったでしょう。


    | 絵画 | 13:41 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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